松江レガッタに初参加!        深田匡秀(H11卒)
島根県民でもご存知でない方は多いと思いますが、水の都・松江市では毎年夏にボートレースが開催されます。今年で25回目を迎える大会で、約300曹のチームが宍道湖と中海をつなぐ大橋川の400m特設コースで競い合います。それにひょんなことから参加することになりました。

きっかけは、同級生(元ボート部)からの1通のメールでした。
「松江レガッタ出ようや。O塚とか、S藤とかと。7/28,29。深田漕いだことあるやん。」 
・・・そうなのです、1度だけ漕いだことがあるのです!今から約15年前、青春時代真っ盛りの高校入学当時、ボート部に入りたくて、そいつと一緒に“ボート部1日体験入部”に行き、1度だけ漕いだ(乗った?)ことがあるのです!
結局、処々の事情からテニス部に入りましたが、そんな自分でさえも記憶の片隅のさらに隅で埋没し、忘れ去られたような出来事をそいつは覚えていて人数合わせに誘ってきたのです。
ゴルフの誘いなら喜んで行くけど、ボートか・・・できるんかいな・・・あんまり泳げんし・・・土曜日は仕事だし・・・と考えていると、それを見透かしたように「明日が申し込み締め切りで、もう名前も書いといたけん。」というメールが。というわけで仕事をさぼって参加することとなりました。

地元に就職している高校時代の同級生5人組(うち元ボート部2名)です。
ちなみにレガッタは、1チーム5名。1人が進行方向に向かって座り、声を出す人。あとの4人は後ろ向きに座り、全身を使って漕いでいきます。
チーム全員の呼吸が合わないと、バランスが崩れ、ボートは思うようなスピードで前へ進んでくれません。かなりハードですが、水面を滑らかに進んでいくのはとても爽快で気持ちがいいです(夏は)。


前置きが長くなりましたが、いよいよレース当日です。
1ヵ月前に1時間だけ公式練習があっただけで、ほぼぶっつけ本番です。おまけに抽選会で予選第1レースの第1レーン(甲子園に例えると開会式直後の第1試合?)をひいてしまい、勝手も何も分からないままスタート位置につきました。
1レース6チームで競います。1着が準決勝へ、さらに準決勝1着が決勝へと進んでいけます。いったい自分達が他チームに比べ早いのか遅いのかも初参加なので分かりません。
もう心臓バクバクです。ゴルフコンペの第1打目よりも緊張したかもしれません。

号令に従い各チーム一斉に華麗にスタート!・・・となるはずが・・・経験不足?連携不足?により、なかなか前に進んでくれず、かなり出遅れてしまいました。
どうなることかと思いきや、コックス(声出す人)の掛け声と各々のストロークが合ってきて200m付近でトップに追いつき、一気に引き離し、終わってみればぶっちぎりの1位で晴れて予選通過となりました。
タイム1分42秒、その間、ずっと全力疾走しているようなものなので、なまりきった体にはかなりこたえます。二の腕、太ももはパンパンだし、無謀にも前日に親知らずを抜歯したため、歯茎から出血してきました。抜歯直後は歯を食いしばるようなハードな運動は避けましょうということを身をもって経験しました。

話がそれましたが、翌日15時ごろからの準決勝。
予選タイムは準決勝進出チーム36チーム中7番目。うまくいけば決勝6チームに残れそうです。
最初は、「今年はとりあえず予選突破できれば満足」と言っていたやつも欲がでてきます。なんとしても勝ち上がり、ファイナリストになりたいです。そういう思いで臨んだ準決勝。
きのうの教訓を生かし、スタートもスムーズに決まり上々な滑り出し、まわりを見ると2チームほど先行しているところが・・・。
持てる力を振り絞り、漕ぐ漕ぐ漕ぐ・・・。予選同様、途中で追いつき、少し前に出てそのままゴール!

会心のレースで、なんと決勝の舞台に進むことができました。
自分達も、応援してくれている家族・友人も気分は最高潮! これぞ団体スポーツ! 青春だ!(過ぎ去っていますが)
普段、味わうことのできない格別の喜びでした。(昔やっていた江口洋介主演のTVドラマの中の世界です。分かる人いますか?)

さて、いよいよ念願の決勝レース。
ここまできたら、初出場初優勝を・・・という思いとは裏腹に、皆、さっきのレースで疲れきっていて体が重い・・・おまけに、企業チームや○○ローウィングクラブといった日頃からやっている人達のチームは、早い早い・・・。
最初から、じわじわ引き離されていき見せ場を作ることもできず、6チーム中最下位でゴール・・・憔悴しきっていました。
まあ、これが実力です。仕方ないです。皆、頑張りました。ケーブルTVにも出演することができました。悔いはないです。
1年間みっちりトレーニングに励み来年こそは優勝を目指します!


最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
これを書いている8月末現在まだ、トレーニングは開始していませんが、来年はここに「祝!松江レガッタ優勝!」という文書を載せることができるように努力していきたいと思います。
ちなみにチーム名は“メタボウズ”
どんな意味?とよく聞かれますが、うちのリーダーが30才にして降圧剤を飲んでいて(体重100kg弱)、坊主頭なので、メタボリック+ボウズ ということでそういうチーム名になりました。
是非、レガッタ観戦の際は、“メタボウズ”にあたたかいご声援をよろしくお願いいたします!

・・・来年に続く・・・?
この原稿は平成19年7月に開催された松江レガッタに参加されました深田先生からいただいたものです。
長崎にもペーロン大会という町対抗の競艇競技がありますが、松江も水の都にふさわしい競艇があります。益々発展して全国的な催しになればと願っています。
上記の写真は原稿とともに送っていただいたものですが、深田先生はどの人?左から二人目の男性でしょうか?…それよりも、右端の男性が小笹先生(H10年卒)に見えてしまうのは、私だけ?
次回作を期待しています。…優勝の?
                                平成19年10月19日 掲載
10月21日にメールをいただきました。
右端の青いサンバイザーを首にかけ、若干ひげを伸ばされているのが深田先生です。
小笹先生に似ているなんて記して、ご両人に…失礼しました。年をとると目が悪くなるし、思い込むとそんな風に見えてしまうのです…深く反省しました。
本文に記されたケーブルテレビは松江マーブルだったそうで、決勝レースのインタビューで5分くらいコメントされたのに、30秒にカット。知り合いの方々と騒ぎながら視聴されたのに、…残念!!
でも、レースの模様は綺麗な映像として残っているそうです                    
                          
平成19年10月22日 後日談として掲載    
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